マックとウィンドウズでは実は同じものを見ていても,全然違うときがある。それは,それぞれのOSの持っている眼が,違うから。驚くことではないし,どちらが正しいとも今ではいえない。だが,IE5の持つ眼は,どうだろう。
一部のマッキントッシュ関連サイトに,28日からマイクロソフト社のマッキントッシュ版インターネット・エクスプローラー5 日本語版のダウンロードURLが掲載されている。これは,関係者を対象にした事前評価のためのダウンロードURLが,漏れた模様だ(ダウンロード可能なURL1,2)。
海外でも同様に1日早くから,URLが漏れている(ダウンロード可能なUS版URL)。ということで,使ってみました(^_^;)。で,結論から云うと,かなり,いい。ネットスケープの「ゲッコー」より先に出せた,新しいレンダリングエンジン「タスマン」は軽快。表示スピードは,体感できるほどの速さとなっていると思う。外観もいい。ブラウザの色は,「ブラック」「ブロンズ」「グラファイト」「グレープ」「ストロベリー」「タンジェリン」「ブルーベリー」「ボンダイ」「ライム」から選択できる(ph)。ツールバーを折り畳んだカタチのブラウザのカタチもスマートだ(ph)。
と,誉め殺しておいて…(^_^;)。問題はある。マックは画像の解像度を72dpiでとらえる(ph)。ウインドウズは96dpi(ph)。だから,同じホームページを見ても,マックで見るよりもウインドウズで見るほうが文字などが大きく見える。で,IE5のウインドウ内は,解像度が96dpiを標準になっている(設定で変更できる(ph))。これで,あとはアドビ・ガンマなどでガンマ値をウインドウズの2.2(マックは1.8,2.2の方がちょっと暗い感じ)にすると,あら不思議,マックじゃないみたい(^_^;)。いろんなところから,責めてきますね,MSは。まっ,ネットスケープ6の様子を見るまで,使ってみるとしますか。
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